【影の実力者になりたくて!2巻】レビュー|妄想と現実のギャップがますます加速!

千代瀬

総合評価

※画像はKADOKAWA様公式サイトより引用

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作品情報

  • タイトル:影の実力者になりたくて!02
  • 著者:逢沢大介
  • イラスト:東西
  • 出版社:KADOKAWA

詳細評価(5段階)

  • 主人公:
     いつも通り噛み合っていないが、行動が一貫しているため読んでいて安心感がある。
  • ヒロイン:
     魅力的な新ヒロインが追加され、どのキャラも可愛らしく印象に残った。
  • シナリオ:
     個人的にはかなり好きな展開で、漫画などで見かける妄想シチュエーションを実際にやるのが面白かった。
  • 気楽さ:
     シャドウガーデンが強いので、安心して読める反面、緊張感は少なめ。
  • 後味:
     一応の区切りはついているが、気になるところで終わるため続きが欲しくなる構成。
  • 長さ:
     展開も多く、満足できるボリューム感だった。

2巻の見どころ

2巻では、学園での“影の実力者ごっこ”がますます加速。
シドの妄想ムーブが奇跡的に事実と噛み合い、
本人はふざけているつもりでも、周囲からは本物として扱われてしまう流れがさらに過激に。

さらに、シャドウガーデンの新メンバーや他組織の動きも描かれ
単なるギャグだけでなく「陰の勢力どうしの戦い」が本格化していく。

あらすじ

学園生活を送りながら、影の実力者ごっこを続けるシド。
だが、その“ごっこ”がまたしても奇跡的に状況と噛み合い、
周囲はますます彼を本物の「影の支配者」として認識していく。

舞台は学園の外へ、
シドの“演技”は否応なく現実の戦いを巻き込んでいく──。

良かったところ

  • 妄想と現実が奇跡的に噛み合う展開が、さらに磨きがかかっていて笑える。
  • バトル演出の迫力とギャグのセンスが両立していて、緩急のバランスが良かった。
  • 舞台が学園の外に広がり、スケール感が一気に増していくのも見どころ。

気になったところ

  • 妄想と現実のギャップが激しく、シドの行動に置いていかれると感じる人もいるかもしれない。
  • 主人公は基本的に自分のことしか考えておらず、結果的に周囲の人間が不幸になっている点は少し気になる。

実際に読んでみて感じたこと

1巻がとても面白かったので、その勢いで2巻も読みました。
さらにヒロインが増え、新たな“妄想イベント”が奇跡的に現実と噛み合っていく展開は相変わらず面白かったです
シド的には大満足な展開だとは思いますが、ヒロインたちが少し不憫に感じる場面もありました

まとめ

シドの“影の実力者ごっこ”はますます加速し、
笑えるのにスケールが大きくなっていくギャップが魅力的な2巻でした。
このテンションのまま、次巻もどんな展開になるのか楽しみです。

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