【妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―】レビュー|物理学×ファンタジーが織りなす新感覚ライトノベル!
総合評価

※画像はKADOKAWA様公式サイトより引用
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詳細評価(5段階評価)
主人公:
共感できない行動が多く、感情的に突っ走って状況を悪化させる場面が目立った。
ヒロイン:
ヒロイン自体にはあまり共感できなかったが、むしろ他の女性キャラの方が魅力的に感じた。
シナリオ:
難しい専門用語が多く、完全には理解しきれなかったが、物語自体は面白かった。
気楽さ:
専門用語の多さで混乱し、なんとなく分かる程度で世界に没入しきれなかった。
後味:
一応区切りはついているが、まだ不安が残る終わり方だった。
長さ:
設定や用語の多さに対してページ数が物足りず、説明不足に感じた。
もう少し丁寧に描かれていれば、評価は変わったかもしれない。
評価基準につきましてはあわせて【千代瀬の冒険について】をぜひご覧ください。
あらすじ
物理現象が少女の姿として具現化する世界。
その存在によって人類は大きな恩恵を受けるが、同時に大災害を引き起こし街は崩壊してしまった。
崩壊から復興した街で暮らす主人公・カナエは、
普通の人間にはない特別な力を持っていた。
その力を巡り、カナエは大きな争いへと巻き込まれていく──。
良かったところ
- バトルシーンの描写がカッコよく、読みごたえがあった。
- 物理学を使った駆け引きが意外と楽しめて、頭を使う展開が面白かった。
- 他にはない独特な世界観には感心させられるものがあった。
気になったところ
- 専門用語や独特な設定が多く、理解しきれないまま読み進める場面があった。
- 主人公が感情的に暴走しがちで、あまり考えて動いていないように感じた。
- 主人公やヒロインに共感しづらく、感情移入しにくい部分があった。
- ページ数が少なく、展開が急ぎ足に感じてしまった。
こんな人におすすめ
- 独特な世界観や設定を楽しめる人
- 頭を使う駆け引きや物理学ネタが好きな人
- キャラよりも設定やバトル展開重視で楽しみたい人
実際に読んでみて感じたこと
タイトルがカッコよかったので手に取りましたが、
読んでみると用語が難しく、世界にのめり込めませんでした……。
さらに、主人公の思考や行動が私にはあまり合いませんでした。
ただ、設定やバトルは面白く、ポテンシャルは感じました。
「電撃大賞」の応募作品ということでページ数制限があったのかもしれませんが、
もう少しボリュームがあれば、主人公の活躍や世界観をもっと楽しめたのではと思います。
まとめ
物理学×ファンタジーという独特な設定やバトルを楽しみたい方には、
新しい刺激を与えてくれる一冊です。
気になった方はぜひチェックしてみてください!
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